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マウス個体でのゲノム編集(2)−簡便かつ迅速な遺伝子改変マウス作製法について
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JPY
Abstract
◎生命科学研究において,遺伝子組換え動物が果たしてきた役割は非常に大きい.そのなかでも特定の遺伝子を欠損させることでその機能を知ることができるノックアウト(KO)マウス誕生から四半世紀が過ぎた現在,ゲノム編集ツールCRISPR/Cas システムの登場により遺伝子改変技術の転換期を迎えた.約一年を要するES細胞を介した従来法に比べ,CRISPR/Cas システムを利用すれば最短1 カ月でKO マウスの作製が可能である.著者らも培養細胞を用いたヌクレアーゼ活性評価系の構築やCRISPR/Cas9発現プラスミドDNA を環状のまま受精卵へ注入することで,簡便かつ効率のよい遺伝子改変マウス作製法を開発してきた.本稿では,CRISPR/Cas システムについて著者らのデータを交えながら最新の知見を紹介する.
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