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JPY
Abstract
◎糖尿病では骨密度が維持されているため骨粗鬆症は過小評価されてきたが,それにもかかわらず骨質の劣化により骨脆弱性が進行するという特徴をもつことが明らかになった.原因は,①インスリン欠乏や慢性高血糖による骨細胞の機能障害による骨形成の低下,②糖化産物の蓄積によるコラーゲン架橋の劣化など骨の微細構造の変化による骨質の低下,③糖尿病腎症による骨代謝障害,④糖尿病神経障害や動脈硬化症などの合併症による骨への循環・栄養障害,⑤合併症による転倒頻度の増加,など多岐にわたりきわめて複雑である.生活習慣病関連骨粗鬆症が提唱されるようになり,その代表的な疾患である糖尿病における骨合併症を理解することの重要性が増している.
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