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JPY
Abstract
◎機能性ディスペプシア(FD)は複雑な病態を有する疾患群であるので,FDの治療にはさまざまな薬物や治療法が試みられている.そのなかでも酸分泌抑制薬と消化管運動改善薬は第一選択薬として広く用いられてきている.FDはプラセボ効果の高い疾患であるが,プロトンポンプ阻害薬,ヒスタミン受容体拮抗薬,消化管運動改善薬はともにランダム化試験のメタ解析によってプラセボより有意に症状を改善することが示されている.これらの薬剤は,消化器病学会診療ガイドラインではFD の診断と治療のフローチャートでも初期治療の薬剤として用いられる.しかし,わが国の保険診療でFD治療薬として認可されているのは消化管運動改善薬のアコチアミドのみである.
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