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JPY
Abstract
◎ヒト上皮増殖因子受容体2(HER2)は,全乳癌の約15~20%に過剰発現が認められている.HER2 陽性乳癌は予後不良のフェノタイプとされてきたが,近年の抗HER2 療法の登場により治療成績は飛躍的に向上した.しかし,一部のHER2 陽性転移再発乳癌患者はトラスツズマブに不応性であり,また効果を認めた症例においてもその約半数が1年以内に耐性を獲得することが知られている.耐性メカニズムの究明とその克服は,HER2陽性乳癌治療にとって重要な課題となっている.本稿では,現在確認されている抗HER2療法耐性の機序と今後の展望について述べる.
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