No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
心筋症のマウスモデル―拡張型心筋症マウスモデルの心機能解析と遺伝子解析
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
◎心筋症は,心筋の構造異常により心臓の機能低下をきたし心不全を呈する疾患の総称である.とくに重篤例では心臓移植が唯一の治療法となる深刻な病気であり,病態解明や治療法開発が求められている.これまでに,分子遺伝学的解析により多くの原因遺伝子が同定され,自然発症マウスモデルの探索に加え,遺伝学的知見をもとにした遺伝子改変技術により多数のマウスモデルがつくられてきた.本稿では,さまざまな遺伝子変異により生じる心筋症に対応したマウスモデルの一覧を示すとともに,著者らが独自に開発した拡張型心筋症モデルマウスが,発症率100%であり,ヒトの拡張型心筋症の多くの症状を呈し,あらたな視点からの病態解明に役立ち,さらに治療法開発にも有効に利用されていることを紹介する.
Full text loading...
/content/article/0039-2359/252100/1027