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JPY
Abstract
◎体細胞から多能性幹細胞(誘導多能性幹細胞:iPS細胞)を作成する技術が開発され,iPS細胞から分化誘導した細胞を利用することで再生医療や創薬研究,病態解析研究などのさまざまな分野の研究が発展することが期待されている.心筋症は,心機能障害を伴う心筋疾患と定義されている難治性疾患である.ゲノム異常が原因で心筋細胞に起こる異常のために発症することが推測されているが,その病態については不明な点が多く,病態に根ざした治療薬の開発は進んでいない.心筋症患者の心臓から心筋細胞を単離して体外で培養し,解析することは倫理的・技術的に不可能であったことから,心筋症患者からiPS細胞を作成し,そこから分化誘導した心筋細胞を解析することで心筋症の病態解明と治療薬開発が飛躍的に進むのではないかと考えられる.
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