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JPY
Abstract
◎抗がん剤治療を受けているがん患者は,脱毛や皮膚の変色などの薬剤の副作用によって外見という“見た目”の変化を経験する.外見は個人と社会との接点になるものであり,外見変化の悩みは患者のこれまでの社会生活に支障をきたすことがある.がん治療が入院治療から外来治療へと日常生活の一部となってきたこともあり,治療中の外見ケアは重要である.医療者は,疾患のステージや患者の気持ちの理解をもとに,その患者に必要なタイミングで,外見ケアについての情報提供ができる立場にある.抗がん剤治療終了後も外来通院時などに患者に声をかけて状況を聞き,困っている症状への解決策を,美容専門家のサポートを得ながら提供していくことが,治療と同様に当たり前のケアになっていくように心がけていきたい.
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