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JPY
Abstract
◎精巣腫瘍はレアがんで,働き世代のがんである.さらに,生殖機能の低下という大きなリスクを伴うがんである.社会的な影響があるのにもかかわらず,今日まで大きく取りあげられなかったのは患者自身が孤独に陥っているからである.がん患者は,①肉体的苦痛,②精神的苦痛,③社会的苦痛,④経済的苦痛,を抱えている.これら問題は医師が解決できない部分,家族に申し訳なくて相談できない部分がたくさんあり,仲間にも遠慮して話せない状況となっている.これを打開すべく,拠点病院では7 割ががんサロンを開催している.同じ体験者に話を聞いてもらうピアサポートにより,悩み・不安を共有することが軽減や解決できたり,治療負担軽減の情報や,前向きに治療に取り組む勇気をもらうことができる.これらピアサポートは聴くことがメインであるが,今後は就労支援など解決策を提示するような力強い展開が望まれている.
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