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JPY
Abstract
◎わが国において,ドライアイは「さまざまな要因による涙液および角結膜上皮の慢性疾患であり,眼不快感や視機能異常を伴う」と定義される疾患である.近年,高齢化やIT 化,生活環境やライフスタイルの変化により,ドライアイのリスクファクターが増加していることや,新しいドライアイのサブタイプ(BUT 短縮型ドライアイ)の概念が確立されたことに伴って,ドライアイ患者数は急激に増加しており,その診断と治療の重要性が高まっている.また最新の研究では,ドライアイは眼の健康だけでなく,労働生産性や幸福度,睡眠の質にまで影響を及ぼす可能性が示唆されており,ドライアイが社会に与える影響は決して少なくないと考えられ,社会全体でドライアイを積極的にマネージメントしてゆく必要性があると考えられる.
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