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JPY
Abstract
◎高齢化の進行に伴い,身体機能および認知機能が低下し,セルフケア能力が低下する高齢者の増加が予測されている.そのような状態になっても住み慣れた住まいで生活することができるよう,地域社会全体で支援する体制を構築することが求められている.現在構築が進められている地域包括ケアシステムは,重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう支援するシステムであり,在宅医療の提供はその柱のひとつになっている.このことを実現するためには,教育体制を整え,訪問診療,訪問看護それぞれの量・質を充実させるとともに,多職種連携を深めることが大切である.これまで在宅医療には多くの暗黙知が蓄積されてきた.今後はこれらを形式知化すること,すなわちエビデンスづくりに努めることが,在宅医療の質を向上させることにつながるものと期待される.
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