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精神科救急でみられる危険ドラッグ誘発性精神病の治療
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JPY
Abstract
◎危険ドラッグ誘発性精神病による入院が,2012年ごろから急増した.報告によれば,精神科を受診する危険ドラッグ乱用者の50%前後が精神病症状を呈している.危険ドラッグ誘発性精神病は,幻覚妄想や精神運動興奮を起こすため,措置入院や医療保護入院などの非自発的入院を要することも多い.治療は統合失調症に準じて抗精神病薬を投与する.断薬後にみられる“薬物渇望期”にも対応することが重要である.また,精神病症状の治療が終わった後は,依存症治療への動機づけが非常に重要である.しかし,危険ドラッグ乱用者は治療動機が低いと感じられることが多く,精神科救急に入院した患者に動機づけを行おうとしても難しいことが多い.対決技法は治療中断率が高いため,動機づけ面接法などを用いて本人の動機を強化していくことが大切である.
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