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巨大受容体sorLA のVps10p ドメインによるアミロイドβ認識機構とそのAlzheimer 病発症における役割
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JPY
Abstract
◎ Alzheimer 型認知症(AD)は明確な予防法・治療法が確立していない難病のひとつであり,その発症メカニズムも不明な点が多いが,アミロイドβ(Aβ)ペプチドが細胞外で凝集体となって蓄積し,それが何らかの形で発症にかかわっているのはほぼ間違いないとされている.著者らは2014 年に,巨大受容体sorLA がAβを細胞内で直接捕捉し,分解経路へと誘導することを発見した.著者らはさらにsorLA のAβ認識についての構造生物学的研究を進め,sorLA がそのN 末端に存在するVps10p ドメインを使ってAβをどのように認識しているのかを詳細に明らかにすることに成功した.その結果,sorLA Vps10p ドメインはβシート凝集を起こしやすいペプチドを広く認識する巧妙なメカニズムを備えていることが明らかとなった.
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