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JPY
Abstract
◎分子標的薬であるイマチニブの登場により切除不能・再発消化管間質腫瘍(GIST)の治療成績が画期的に向上して以来,切除可能GIST に対してイマチニブを術後補助療法として用いる臨床試験が盛んに行われてきた.しかし,術後補助療法を行った場合でもhigh リスク患者の再発率はいぜんとして高いため,術後再発率の低下および臓器温存による術後QOL の向上のため,術前補助療法が試みられつつある.しかし,アメリカで実施された第Ⅱ相試験(RTOG0132)では,術前投与期間が8~12 週間と短かったこともあり,期待された有効性を示すことができなかった.腫瘍径10 cm 以上の胃GIST に対して術前に6~9 カ月間イマチニブを投与する第Ⅱ相試験が日韓共同で開始され,2014 年9 月をもって55 例(日本:33 例,韓国:22 例)の登録が完了となった.現在追跡期間中であり,その結果がまたれる.
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/content/article/0039-2359/254090/628