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JPY
Abstract
◎緩和医療は全人的な症状緩和を求める領域としてあらたに発展してきた.早期から緩和医療を導入せよといわれるが,現場はまだまだ末期の患者の症状マネジメントをどうするかで手一杯である.医師,看護師,薬剤師がそれぞれ啓発を進めているが,医師の領域では,すべての医師が備えるべき基本的な症状マネジメントの方法,全人的考え方の啓発に重きがおかれている.患者が求めるのは適正な症状マネジメント,とくにがんの痛みについてはオピオイドの適正使用や専門的がん疼痛治療法であろう.そのなかで,研修会などでは触れられることの少ないペインクリニック的治療法として,オピオイド注射薬の使用法,脊髄鎮痛法,神経ブロック療法を紹介する.本稿では,専門的ながん疼痛治療法について紹介し,緩和医療の看板をかかげる医師,そしてがん治療を実施する主治医に“こういった治療法があるのだ”ということを知っていただきたいと考えて執筆した.
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