No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
茨城県立中央病院・茨城県地域がんセンターの現状と役割
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
◎茨城県立中央病院・茨城県地域がんセンターは茨城県内の新規年間発生の約6.8%の診療を担い,常勤医師数118 名で病床数500,平成26 年度(2014)の1 日平均外来数955,年間入院患者数10,146 であり,そのうちのがん患者数は4,043 である総合病院である.当院はがん診療の強化をめざし,平成2 年(1990)に地域がんセンターの指定を受け,さらに平成4 年(1992)には全国がん成人病センター協議会に加盟した.続いて平成19 年(2007)には,都道府県がん診療連携拠点病院の指定を受けて茨城県のがん診療連携協議会を平成20 年(2008)に発足させ,茨城県のがん医療のまとめ役となっている.当院の院内がん登録は年々増加を示し,平成24 年度(2012)の院内がん登録件数は1,702 件であった.院内にはがん関連の4 センター(化学療法,放射線治療,緩和ケア,相談支援)を設けて,がん医療の質と数の向上を図っている.また,平成24 年(2011)より筑波大学附属病院茨城県地域医療教育センターの院内設置に伴って筑波大学から教員(常勤)の派遣を受け,がん診療のみならず臨床教育や研究の充実に向けて間断なく体制整備を行っている.
Full text loading...
/content/article/0039-2359/254090/843