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JPY
Abstract
◎近年,心不全患者は高齢化し入退院を繰り返すことが多くなった.このような社会的状況のなか,多職種の視点でなければ気が付かない介入点を検討し,多職種ならではの介入法を検討するのが心不全チーム医療である.この点で,従来の医師主導カンファレンスに多職種が参加する形体とは一線を画している.ガイドライン的には,患者教育,ガイドライン推奨治療の徹底がチーム医療の基本とされているが,それだけでは対応不可能な症例も多い.多職種カンファレンスを行いながらそれぞれの地域特性,患者特性,施設特性に応じて,入院回避の工夫,栄養状態の把握,緩和ケアなどを検討する必要がある.今後,末期心不全の在宅医療も視野に入れ,入院から外来,在宅まで一貫したシステム構築が必要である.
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