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難治性心不全診療における臨床倫理的アプローチ―“循環器疾患における末期医療の提言”から“救急・集中治療における終末期ガイドライン”まで
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JPY
Abstract
◎日本循環器学会は循環器疾患における末期医療の提言を基本として,末期の時期(end-stage)に,アドバンスケアプランニング(ACP)や緩和ケアを含めた包括的ケアを実施することを提唱した.その後,日本集中治療医学会と日本救急医学会と合同で,集中・救急医療における終末期医療ガイドラインを作成した.急性期疾患の終末期(end-of-life)において,最善の治療を実施し,治療の限界に達した場合には本人の意思を尊重し家族と多職種の医療チームによる話し合いにより,治療の終了や差し控えについて対応しうることを示した.これらの提言を活用し,治療抵抗性循環器疾患の末期状態に対する補助循環や,人工心臓などの適用を検討する場合に,治療の中断やデバイス停止などの終末期の対応を盛り込む必要がある.
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