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JPY
Abstract
◎食後のインスリン分泌促進によって糖代謝の恒常性維持を担うインクレチンは,膵β細胞に作用するだけではなく,膵外のさまざまな組織に作用し,インクレチンを超えた作用を発揮することがわかってきた.GLP-1 受容体とGIP 受容体の組織特異性発現様式の違いから,インクレチンと総称されるGLP-1 とGIP にはまったく異なる生理的な役割があると想定される.インクレチン作用の活性化を基盤とする薬剤として,DPP-4 阻害薬やGLP-1 受容体作動薬が開発・上市され,糖尿病診療は新しい時代を迎えている.今後,GLP-1 やGIP 作用の網羅的解析,ならびにDPP-4 の基質を解明することで,インクレチン薬の糖尿病治療における役割がより明確になることが期待されている.
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/content/article/0039-2359/256050/525