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JPY
Abstract
◎せん妄は,意識レベルの変化,注意力の低下を特徴とする一過性の器質性障害である.せん妄は身体疾患の経過全体を通して生じうること,死亡率の上昇や合併症の増加と関連があり,効果的な介入方法が検討されている.せん妄への介入は,薬物療法と非薬物療法の2 つのアプローチがある.非薬物療法的アプローチはせん妄の背景因子を調整することにより,せん妄の発症を予防する試みである.高齢者病棟での介入試験を中心に比較試験が行われ,メタアナリシスも報告されている.メタアナリシスから非薬物療法的アプローチはせん妄の発症を予防し,転倒を予防する効果が認められた.今後,複合的な介入のうち,どのような介入がより効果的なのか,介入の一般化がどこまで可能なのか,検討が望まれる.
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