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JPY
Abstract
◎子宮頸癌に対する放射線治療は外部照射と腔内照射の組合せで行われており,近年シスプラチン同時併用の化学放射線治療が標準治療となってきている.さらに,同時併用する化学療法として,シスプラチンとパクリタキセルを用いたあらたな臨床試験により良好な成績が報告されており,さらなる治療成績の向上が期待されている.また腔内照射の分野では,従来行われていた二次元画像による腔内照射に替わって日本で開発されたCT やMRI を用いた三次元画像誘導腔内照射が,ヨーロッパのグループを中心に世界的に広く行われるようになってきた.一部の先行施設からの報告では,従来の二次元腔内照射では十分な局所制御が得られなかった巨大腫瘍などを中心に治療成績の改善が示されてきており,日本での標準化が期待される.また,強度変調放射線治療や重粒子線治療などは臨床試験を中心にさまざまな取組みが行われており,さらなる治療成績の向上と有害事象の軽減が期待される.
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/content/article/0039-2359/257010/107