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JPY
Abstract
◎潰瘍性大腸炎(UC)やCrohn 病(CD)は長期にわたり再燃・寛解を繰り返す難治性の疾患である.それぞれの疾患には厚生労働省の研究班により作成された診断基準があり,これをもとに確定診断が行われるが,病初期においては内視鏡検査,X 線造影検査において典型像を示さず,散在するびらんやアフタ様病変しか示さないことがあり,診断に躊躇することがある.しかし,その場合でも経過観察することにより内視鏡像が疾患の典型像へと変化していくことがあり,時間をかけた検討は重要である.とくにCD は病変の放置により短期間で狭窄や瘻孔など内科的には不可逆的な腸管合併症をきたすことがあり,病初期からの注意深い観察が必要である.
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