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JPY
Abstract
◎皮膚筋炎(DM)は炎症性ミオパチーのなかでも皮膚,筋肉,しばしば肺,関節などに病変が及ぶ一群をさすが,近年の研究で血清中の自己抗体が特徴的なサブセットを形成することが判明してきた.そのひとつに,悪性腫瘍合併のDM がある.はじめてDM と悪性腫瘍の合併例が報告されてから百年が経過するが,この間,無数の症例報告,数々のケースシリーズ,いくつかのメタアナリシスより傍腫瘍症候群としての悪性腫瘍合併筋炎の概念が確立され,とくにDM での合併頻度が高いとされる.本稿では悪性腫瘍合併DM の臨床的特徴を概説し,関係が深いとされる自己抗体,とくに抗TIF1γ抗体と抗NXP2 抗体,さらには抗SAE 抗体について判明している臨床的意義について詳説し,自己抗体から考える病態についても触れる.
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/content/article/0039-2359/258100/938