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JPY
Abstract
◎シェーグレン症候群(SS)は2015 年1 月より厚労省の指定難病となった.認定を受けるには,診断が確定していること,重症度分類で重症であることが必須である.診断基準は,1999 年厚労省(旧厚生省)基準が日本では唯一の正式な診断基準である.重症度分類に関してはEULAR によるESSDAI を用いて,ESSDAI が5点以上を重症と定義している.発症機序は不明であるが,さまざまな自己抗体や自己反応性T 細胞が存在することから,自己免疫疾患と考えられている.早期診断にはドライマウス,ドライアイ,関節炎などの共通の症状や所見があればSS を疑うこと,さらに,SS の確定診断をつけるために,諸検査を早期に行うことが重要である.また,遺伝的な要因もSNP 解析などからも明らかになってきているため,家族内に膠原病や関節リウマチ(RA)の患者がいる場合には早い時期からSS の発症や合併を疑うことも必要となる.
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