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JPY
Abstract
◎小児期にみられるリウマチ性疾患は,若年性特発性関節炎(JIA),全身性エリテマトーデス(SLE),若年性皮膚筋炎(JDM)をはじめ,成人で経験されるリウマチ性疾患すべてが認められる.しかし,小児期のリウマチ性疾患はその病態の表現型が成人と大きく異なり,けっして成人疾患の“小型化”ではない.小児リウマチ性疾患の特徴として,①病期が小児期のぶんだけ長期にわたり,その時期が成長期にあたること,②成人例と比較して多臓器に障害が及ぶこと,③経過が進行性で臓器障害の程度が重いこと,④薬剤の効果・副作用に小児特有のものがあること,などがあげられる.いずれの疾患も全身性の慢性炎症の特徴を有しており,長期予後を見据えた全身性アプローチを必要とし,早期でかつ正確な診断と治療法の構築が求められている.本稿では,小児リウマチ性疾患のなかでも発症頻度が高いJIA,SLE,JDM について概説する.
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/content/article/0039-2359/258100/990