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不整脈アブレーション治療への応用と実用化─ 細胞外光増感反応による副作用の少ないアブレーション治療実現をめざして
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JPY
Abstract
◎著者らは光線力学治療の原理である光増感反応を応用し,副作用を抑えた新しい頻脈性不整脈のアブレーション治療開発に取り組んでいる.現在,頻脈性不整脈アブレーション治療では,おもに肺静脈入口部から不整脈の原因である異常な電気伝導興奮の心臓への伝播を遮断するために,高周波通電による熱凝固壊死を原理とした高周波カテーテルアブレーションや,凍結融解療法を用いたクライオカテーテルアブレーションが用いられている.しかし,障害領域が周囲の重要神経や臓器に及ぶことや,熱発生による血栓が脳塞栓を生じるなどの副作用が課題である.細胞外光増感反応を応用した光線力学アブレーション(R)では,これらの重篤副作用リスクの低減が期待できる.本稿では,現状の頻脈性不整脈アブレーション治療の課題と細胞外光増感反応を用いた光線力学アブレーションの原理と臨床におけるインパクトを述べる.
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