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ヒト骨髄由来間葉系幹細胞の取扱いとステロイド抵抗性急性GVHDへの臨床効果―再生医療等製品テムセル®の特徴
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JPY
Abstract
◎ 2015 年9 月,わが国初の再生医療等製品としてヒト骨髄由来間葉系幹細胞の製造販売が承認され,2016年2 月,テムセル(R) の商品名で発売された.テムセル(R) は非血縁者の骨髄血から得られた間葉系幹細胞を拡大培養したもので,ステロイド抵抗性急性GVHD に対するあらたな治療薬として期待されている.テムセル(R) は液体窒素の入った専用の保冷庫に納められ,医療施設に届けられる.使用時,恒温槽で急速解凍後,所定量の生理食塩水を注入し調整する.アレルギー防止の予防薬の前投与を行い,赤血球輸血セットにつなぎ静脈投与する.投与前,投与中,投与終了後のバイタルを測定する.再生医療等製品を取り扱う部門についての通知や指針は存在しない.テムセル(R) の取扱いは,造血幹細胞移植に用いる臍帯血や末梢血幹細胞の取扱いに類似していることから,輸血部門や細胞処理部門がテムセル(R) を取り扱うことが望ましいと考える.
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