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JPY
Abstract
◎マクロファージは粥状動脈硬化症の発症・進展や脆弱化,さらには退縮といった動脈硬化のすべてのステージで主要な働きをする.マクロファージは環境に応じてその機能をダイナミックに変化させることが知られており,動脈硬化巣の場所と時間によって,その機能も多様である.最近,動脈硬化巣においても複数のマクロファージサブタイプが同定されただけでなく,一部のマクロファージは動脈硬化巣のなかで増殖することも明らかとなった.また,あらたな細胞系譜研究により,従来の手法で同定されたマクロファージと平滑筋細胞の境界も曖昧になっている.さらに,動脈硬化の進展において,単球やマクロファージが臓器連関を仲介することもわかってきた.このように,動脈硬化巣に存在する細胞の由来と機能についての考え方が大きく変わろうとしている.
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