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ナショナルデータベース(NDB)の解析― 胃癌治療の実態調査を目的としたレセプト情報データウェアハウスの構築
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JPY
Abstract
◎レセプト情報・特定健診等情報データベース〔通称,ナショナルデータベース(NDB)〕は,日本の保険診療における診療報酬請求情報を網羅した大規模なデータベースである.そのため,日本における各疾病に対する治療実態を把握するために有用な情報源としてとらえられており,行政機関や研究者などに対してデータの提供が行われている.著者らの研究チームも,2014 年より胃癌に関連するレセプト情報の提供を受けてレセプト情報の解析を行っている.しかし,厚生労働省が2020 年の本格運用をめざしている「医療連携や研究に利用可能な番号」がないことに起因する個人単位での情報の追跡の困難さや,大規模なデータゆえの取扱いの困難さがある.2014 年の厚生労働省の報告によると,収納されているレセプトの件数は約83 億4,800 万件に上る.本稿では,上記の問題にどのように対処してきたのか,著者らの経験をもとに解説を行う.
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