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JPY
Abstract
◎医療ビッグデータの利活用が期待されているが,看護のビッグデータとしては取組みがはじまったばかりである.日本看護協会では労働環境の整備と看護の質向上をめざし,2012 年度より“労働と看護の質向上のためのデータベース(Database for improvement of Nursing Quality and Labor:DiNQL ディンクル)事業”に取り組んでいる.本事業は看護の質ベンチマーク評価を通じて看護管理者のデータマネジメントを支援するもので,2016 年度は583 病院4,964 病棟が参加している.看護に関するデータが月単位かつ病棟単位で組織横断的に集約されているデータベースとしては国内最大規模である.組織横断的なDiNQL データを活用し,意味のある情報を抽出することは,看護の質改善,病院経営の方針や看護政策上の意思決定において重要な手がかりとなるであろう.本稿では,DiNQL 事業の取組みと意義を紹介し,今後の課題についても述べる.
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