No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
◎循環器病薬は強力な薬理作用を有している反面,重篤な副作用もあり,安全域が狭い.とくにジゴキシンや抗不整脈薬については,古くから薬物動態とその効果に関する検討が行われ,薬物血中濃度モニタリングを臨床に応用してきた歴史がある.ジゴキシンの血中濃度測定はジギタリス中毒を大幅に減らし,臨床上大きな貢献を果たした.一方,抗不整脈薬の血中濃度-薬物反応関係を検討するうえで難しいのが効果の判断である.しかし,標的とした臨床効果は異なっても,血中濃度依存性の副作用については同じ指標で評価することが可能となる.そこに安全性の面での役割がある.『循環器病薬の血中濃度モニタリングに関するガイドライン』では安全性に主眼をおいてその臨床応用を示した.
Full text loading...
/content/article/0039-2359/259140/1387