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JPY
Abstract
最近の神経生理・神経画像研究の進歩から,胎生期から新生児期にかけての脳の構造的・機能的発達過程が徐々に解明されてきた.新生児にとって睡眠は脳の発達に重要である.1 日16~17 時間の睡眠の半分は動睡眠(≒レム睡眠)である.発達初期の動睡眠では,体動や急速眼球運動から生じる求心性刺激が脳の発達を推進するのに役立つ.胎生期に一過性に認めるサブプレート(SP)ニューロンは活動依存的発達の主要な要素であり,一次感覚野の機能マップ(体性感覚地図,網膜地図)の形成に必須である.今後,ヒトの知能・認知・言語の発達メカニズムの詳細を新生児期から明らかにすることが,精神疾患や知的障害のメカニズムを解明するうえで重要である.
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/content/article/0039-2359/260030/226