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JPY
Abstract
糖尿病未発症者において,食事・運動療法による生活習慣の改善が糖尿病発症を抑制することが多くの介入研究により示されているが,2 型糖尿病患者における心血管疾患の発症に関しては,Look AHEAD に代表される介入研究などでは有意な抑制効果は示されていない.しかし,食事・運動療法は2 型糖尿病治療の基本であり,また多くの観察研究では身体活動量や最大酸素摂取量,食物繊維摂取量や塩分摂取量などと心血管疾患発症との関連が示されており,個々の症例に対し適切にかつ積極的に勧めるべきものである.食事療法は肝のインスリン抵抗性や脂肪肝の改善効果を示し,一方,運動療法は骨格筋のインスリン抵抗性や骨格筋細胞内脂質の改善効果を示すことが明らかとなっており,食事・運動療法による疾患予防のメカニズムのひとつと推測される.
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/content/article/0039-2359/261040/281