No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
乳癌ハイリスクグループに対するMRI スクリーニングの意義
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
欧米ではハイリスクグループにおけるMRI スクリーニングに関して多くの研究がなされ,MRI の感度が圧倒的に高いことが報告されてきた.このような現状を踏まえ,2012 年に日本乳癌検診学会から『乳がん発症ハイリスクグループに対する乳房MRI スクリーニングに関するガイドライン』が発表された.これから増えることになる乳房MRI スクリーニングの精度管理を念頭に入れたものである.また,厚生労働科学研究費を用いた「わが国における遺伝性乳癌卵巣癌の臨床遺伝学的特徴の解明と遺伝子情報を用いた生命予後の改善に関する研究」が行われた.そのなかには,国内初の乳房MRI 前向き試験「BRCA1/2 変異陽性者のMRI 検診の有用性の検討」が組み込まれており,MRI を契機に発見された乳癌が報告された.今回,日本でも動き出した「乳癌ハイリスクグループに対するMRI スクリーニング」の意義について,これまでの経緯と今後の展望を踏まえて言及したい.
Full text loading...
/content/article/0039-2359/261050/368