No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
治療戦略を考えるうえでのLuminal/HER2 乳癌の基礎
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
Luminal/HER2 乳癌はホルモン受容体(エストロゲン受容体あるいはプロゲステロン受容体)陽性で,なおかつヒト上皮成長因子受容体(HER2,c-erbB-2 ともよばれる)蛋白質の過剰発現またはHER2 遺伝子の増幅した乳癌である.Luminal/HER2 乳癌は,内分泌療法と抗HER2 療法,化学療法も含めてもっとも治療の選択肢が多いが,治療抵抗性も少なくない.ホルモン受容体とHER2 シグナル経路における複雑な分子双方的クロストークは,治療抵抗性メカニズムのひとつと考えられており,現在,クロストークにかかわるいくつかのシグナル分子を標的とした薬剤の開発が行われている.本稿ではホルモン受容体とHER2 受容体を介したシグナル経路のクロストークについて,さらにそれらを考慮した分子標的薬について解説する.
Full text loading...
/content/article/0039-2359/261050/463