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乳癌患者のbone health―骨修飾薬による骨転移,骨粗鬆症の治療戦略
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JPY
Abstract
骨転移は乳癌の遠隔転移としてはもっとも多い部位で,ほかの癌と比較しても最多である.乳癌骨転移患者の平均余命はこれまで約2 年程度と言われてきたが,転移が骨にしか認められない場合は数年を超える長期生存も期待される.しかし,骨転移には骨痛や骨折に伴う運動障害がquality of life(QOL)を著しく低下させるため,長期にわたって患者を苦しめることもある.そのため治療は単に乳癌に対する抗腫瘍効果だけでは不十分で,疼痛と骨折の対策も必要である.しかも,病的骨折を伴う乳癌骨転移症例では死亡リスクも増大すると言われている.このようななか,骨転移に特化した治療薬が開発された.それが骨修飾薬(BMA)である.本稿ではBMA による乳癌骨転移と乳癌治療における二次性骨粗鬆症対策について,および顎骨壊死などBMA の重篤な有害事象に関する話題を中心に概説する.
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