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NCD−乳癌登録データを用いた臨床研究と今後の展望
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JPY
Abstract
NCD-乳癌登録は一般社団法人日本乳癌学会によって管理されており,現在はNational Clinical Database(NCD)のプラットフォーム上で運営・管理されている.NCD-乳癌登録には2015 年時点で75,000例を超える新規登録があり,2004 年からのデータ約66 万例(2016 年7 月時点)が登録されている.このようなシステムを活用することで乳癌症例の多い施設に在籍していない会員でも乳癌登録の巨大なデータベースを用いて研究をすることが可能になる.すでに会員からの知恵でインパクトのある研究を創出されはじめた.しかし予後入力や再発入力などまだまだ改善が必要な点も多い.NCD-乳癌登録が今後さまざまなプラットフォームとして使用され,日本の乳癌診療の向上に役立つように今後も研究が必要である.さらにライフサイエンス領域の蓄積されていくデータはこれからもますます増え続けていくものと想定され,現在すでに存在するデータ,これから集まってくるデータを理解し,ビッグデータを患者個人に還元するために,柔軟に研究方法を変化させて対応していく必要がある.本稿では,NCD-乳癌登録を用いた臨床研究,今後このプラットフォームを用いてどのような研究が可能かを含めて紹介する.
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