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乳がんのサバイバーシップ―がんとの共生社会をめざして
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JPY
Abstract
乳がんの好発年齢は,社会のなかでも家庭のなかでも中心となって活動をしている時期と重なる.そのため,がん罹患は家族,血縁者,職場の同僚や学校のつながりなど,多くの関係者を巻き込むことになる.乳がんの病理学的悪性度の違いなどにもよるが,ほかのがん種と比べて一般的に乳がんの治療期間は長く,中長期的な支援を考えるサバイバーシップはとても重要になる.本稿ではサバイバーシップの考え方を整理するほか,PRE-vivo(r 遺伝子変異陽性の未発症者),META-vivo(r 転移性乳がん患者)といった新しい考え方を紹介し,その課題と意義を整理する.また,2016 年12 月に改正がん対策基本法が成立したことを踏まえ,10 年ぶりの改正となった法の特徴を紹介すると同時に,サバイバーシップとどのような関連が生じるのかを概説する.
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