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【運動器のアンチエイジング研究】 運動のアンチエイジング効果
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JPY
Abstract
運動療法はアンチエイジングに適した介入法である.運動には大きく分けて抵抗運動(レジスタンスエクササイズ)と有酸素運動(エアロビックエクササイズ)があり,前者は筋力増強を目的とし,後者は脂肪を燃焼することにより,生活習慣病に有効である.さらに,ロコモティブシンドローム予防,変形性膝関節症や腰痛治療のための体操がある.レジスタンストレーニングは50~80%の力で主要筋肉の繰返し運動を週8~10 セット行うことが推奨されている.エアロビックエクササイズは強度50~60%の有酸素運動を30 分以上,週5 回以上行うことが推奨されている.わが国の身体活動指針では,生活習慣病,がん,ロコモティブシンドローム,認知症の発症を抑制し,死亡率を減らすためには,1 日1 万歩の歩行が推奨されている.エクササイズの効果発現機序には抗炎症作用,抗酸化作用,オートファジー増強作用があり,細胞レベルでのアンチエイジング効果が証明されている.
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