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集中治療における血液浄化のあらたな知見―AN69ST,あらたな血液浄化療法戦略
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JPY
Abstract
敗血症の本態は,サイトカインを含む過剰なメディエータ産生である.過剰にメディエータが産生されると,血管透過性亢進やショックにより腎をはじめとする各臓器が傷害される.SepXiris(R)(以下,AN69ST)は,高いメディエータ吸着特性を有し,重症敗血症および敗血症性ショックに対し保険適応が認められたわが国ではじめてのヘモフィルターである.AN69ST の特徴は,high mobility group box 1(HMGB1)をはじめとするメディエータの高い吸着特性である.その特徴を生かし,AN69ST を組み入れた免疫制御血液浄化システムを著者らは考案し報告している.本稿では,AN69ST の素材,高いメディエータ吸着特性,ならびに臨床使用経験について自験例を交え述べる.さらに著者らが取り組んでいる新しい免疫制御血液浄化システムについても述べる.
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