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こころと身体の健康はひとつながり―価値に基づく統合的支援
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JPY
Abstract
統合失調症をもつ人は,一般人口と比較して15 年~20 年ほど短命であることが報告されており,健康の社会的決定要因を念頭においた包括的な健康格差対策が必要である.健康やヘルスケアをめぐる価値観や死生観は人によってさまざまであり,とくにこころと身体の健康を統合的に考える際には,それぞれのニーズや価値に合わせた患者中心のケア(patient-centered care),価値に基づく診療(value-basedpractice)が求められている.当事者にとっての価値を中心としつつ,公平にヘルスケアを提供するためには,当事者と専門家の共同意思決定(shared decision making)や共同創造(co-production)などの,水平な関係性を基本とした実践へと,精神保健サービスを組織変革していくことが望まれる.本特集の序論として,続くいくつかの重要なテーマの意義にも触れながら,統合失調症をもつ人の心身の統合的支援について概観する.
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