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JPY
Abstract
糖尿病,高血圧,脂質異常症などの生活習慣病は,動脈硬化を促進して血管性認知症(VaD)のリスクを上昇させることが知られている.最近の研究結果から,これらの生活習慣病が,血管性認知症(VaD)のみならずアルツハイマー病(AD)の独立した危険因子にもなっていることが明らかになり,注目を集めている.このことは,VaD とAD の間に共通の分子病態が存在することを示唆する.生活習慣病とVaD,AD の間には複雑な病態修飾関係があり,個々の認知症患者の病態を考えるうえでこの病態連関を考慮することが重要である.AD に関連する分子が脳血管障害(CVD)を引き起こすことも明らかになってきており(脳アミロイドアンギオパチー),VaD とAD の関連,またそれに対する生活習慣病の影響を理解するうえで重要な病態と考えられる.
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