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JPY
Abstract
自然免疫システムは病原体感染に対する重要な生体防御システムであり,Toll 様受容体(TLR)に代表されるパターン認識受容体は脂質,タンパク質,核酸などの病原体由来のさまざまな構成分子の構造を認識する.TLR に関しては構造生物学的な研究が精力的に行われ原子レベルで“観る”ことが可能になった.その結果いずれのTLR にも共通している機構や独自性を発揮している機構などが明らかにされた.本稿では,これまで解析されたTLR とリガンドとの複合体構造に焦点を当て,どのようにTLR はリガンドを“観て”いるのかについて概説する.同じLRR をもちながらも認識様式も,認識箇所もさまざまである.またとくに一本鎖核酸を認識するTLR におけるプロセシングの重要性についても触れる.
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