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JPY
Abstract
診療群分類包括評価(DPC)データやレセプト情報・特定健診等情報データベース(NDB)は,わが国で利用できる代表的な医療ビッグデータである.そのほか,医療画像,病理画像,生体情報(バイタルサイン),ゲノム情報,医学論文や症例報告の抄録などの膨大なデータを,医療情報と統合し利用する試みも進められている.このような医療ビッグデータを,医療政策や医療経済に関わるエビデンスの創出,臨床研究,個別化医療,診断や診療の補助,医療の質の向上や医師不足の補完のために活用していくのである.これらは,地域医療にこそ積極的に生かされるべき側面を持つ.われわれが日々作成している電子カルテによる診療情報や病歴要約,画像データなどもすべて,将来的に深層学習アルゴリズムの基礎(教師)データになりうると言える.ビッグデータとして活用される可能性を意識して,診断,記録,病名登録,用語の使用,データの保管などを適切に行う必要がある.
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