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双極性障害の遺伝子研究─双極性障害のゲノムワイド関連解析
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JPY
Abstract
双極性障害は重篤な症状が慢性に持続する疾患であるが,病態はいまだに十分に解明されておらず,その解明が待ち望まれている.双極性障害は遺伝率が高いことから,発症には遺伝的要因の占める割合が大きいと考えられている.したがって,遺伝子研究によって疾患感受性遺伝子を同定し,双極性障害の遺伝的構造を明らかにすることは,双極性障害の病態解明の基盤となり,さらには病態に基づく治療薬の開発につながるという大きな意味を持つと考えられる.本稿では,近年の双極性障害の疾患感受性遺伝子同定に大きく寄与している双極性障害のゲノムワイド関連解析(GWAS)の概説と日本におけるGWAS の成果について紹介し,双極性障害遺伝子研究の意義について論じる.
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