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Ca拮抗薬にアンジオテンシンII受容体拮抗薬を併用した場合の家庭血圧の降圧度と腎機能および酸化ストレスマーカーとの関係
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JPY
Abstract
Ca 拮抗薬であるアゼルニジピン単剤の16週間投与では降圧目標値( 早朝家庭血圧が135/85mmHg未満)に達成しない本態性高血圧患者28 例について,アンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)を追加投与して家庭血圧による降圧効果,腎機能として尿中アルブミン排泄,血清シスタチンC,酸化ストレスマーカーとして血中フリーラジカル生成能,尿中8 - O H d G / Cr 換算値,また動脈硬化の指標として脈波伝 播速度および頸動脈内膜中膜厚に及ぼす影響を 検討した。本態性高血圧患者へのアゼルニジピ ン単独投与ならび ARB 追加投与により,早朝 家庭血圧,腎機能および酸化ストレスマーカー は有意に減少し,また目標血圧に達しない場合 の ARB 追加投与は有効であった。早朝家庭収 縮期血圧の変化量と尿中 8 - OHdG/Cr の変化量 は,有意な正の相関(r = 0.45,p = 0.029)を示 したが,他は相関しなかった。よって腎機能お よび酸化ストレスマーカーの変化は,降圧度と必ずしも相関しない可能性が示唆された。
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/content/article/0289-8020/30060/975