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ヒューマログキットからミリオペンへの注射デバイス変更による使用感の変化についての検討
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JPY
Abstract
インスリン自己注射患者において,血糖コントロール改善の要因の一つに,注射デバイスの使い易さがあると考えられる。2008 年 6 月にヒューマログ 注シリーズに改良型のミリオペン が発売された。そこで,ヒューマログ ・ヒューマログミックス 25 ・ヒューマログミックス 50 を 1 年以上使用している患者 124 例を対象にミリオペン に切り替え,その有用性を検討した。項目は, 1 外観, 2 持ちやすさ, 3手触り, 4目盛りの見やすさ, 5ダイアルを引っ張る必要がないこと, 6 ダイヤル回転のスムーズさ, 7 注入ボタンを押した時の軽さ, 8 注入時の安定感, 9 インスリンの残量確認, 10携帯性,の 10 項目である。また回答は,−5 から+5の 10 段階スケール法で評価した。結果はすべての項目でプラスを示し,使用感の改善がみられた。特に「ダイヤルを引っ張る必要がない」,「ダイヤル回転のスムーズさ」が 4.0 以上と高評価であった。注射デバイスは,わずかな形状差であっても,頻回注射する患者には使用感が大きく異なることがある。また,使用感の改善は,治療に対するコンプライアンスを向上させる可能性があると考えられた。
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