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左室前乳頭筋起源の心室性期外収縮に対してCARTO SOUNDによる超音波ガイド下のアブレーションが有効であった1例
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JPY
Abstract
症例は62 歳,男性。持続する動悸を主訴に受診し,12 誘導心電図にて右脚ブロック・下方軸型の頻発する症候性の心室性期外収縮(PVC)を認めた。CARTO SOUNDを用い,右室側から詳細な左室および両乳頭筋のイメージを構築しえた。経中隔穿刺後にCARTO SOUNDガイド下にマッピングを施行し,左室前乳頭筋領域に最早期興奮および良好なペースマップを確認した。同部位はインピーダンスの上昇を認め,CARTO SOUNDにて左室前乳頭筋の基部側(心室付着部)であることを確認した。また経中隔アプローチが同領域のマッピングに有用であった。イリゲーションカテーテルによる通電にてただちに反復性心室応答が出現し,同部位がPVC起源の近傍と考えられた。計2 回の通電にて反復性心室応答およびPVCの完全な消失を確認し手技終了とした。CARTO SOUNDおよび経中隔アプローチが左室前乳頭筋基部起源のPVCのアブレーションに有用であった1例を経験したので報告する。
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/content/article/0289-8020/34080/1046