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喘息治療の新しい選択肢チオトロピウムソフトミスト製剤の臨床開発―喘息長期管理におけるLAMA のポジショニング―
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JPY
Abstract
長時間作用性抗コリン薬のチオトロピウムは,気道平滑筋のムスカリン受容体への拮抗作用を介して気管支拡張作用を示す。わが国ではチオトロピウムのソフトミスト製剤(スピリーバ(R) レスピマット(R))が2014 年に重症持続型の喘息患者に対して認可され,2016 年にすべての重症度の気管支喘息へ適応が拡大された。本剤の喘息に対する有効性および安全性を評価する臨床開発プログラムであるUniTinA‒asthma(R)では,6000 名以上の患者を対象とした計18 の試験(第Ⅱ相7 試験,第Ⅲ相11 試験)から構成され,全重症度を網羅し小児(1~17 歳)から成人まで幅広い年齢層を対象とした第Ⅲ相試験の結果が報告されている。本総説では,Uni-TinA‒asthma(R) 第Ⅲ相試験の結果を概説するとともに,チオトロピウムの喘息に対する有効性,安全性,臨床的な特徴を紹介する。
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