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医学部学生に対する吸入器を用いた体験実習の試み―実習後のアンケート調査から見えるもの―
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JPY
Abstract
背景・目的:吸入療法は気管支喘息やCOPDなどの呼吸器疾患にとって重要な治療法である。吸入薬の十分な効果を得るためには,医師,薬剤師,看護師など多職種による吸入指導が重要であるが,吸入薬を処方する医師は吸入器について理解しておく必要がある。今回われわれは,医学生を対象に吸入器を用いた実習を行った。 方法:平成28 年9 月より平成29 年9 月まで,鳥取大学医学部附属病院で臨床実習を行った医学部5 年生112 名を対象とした。気管支喘息とCOPD の講義後,環境再生保全機構が作成した『ぜん息・COPD 正しい吸入方法を身につけよう』の動画を参考に,各種ドライパウダー吸入器,加圧噴霧式定量吸入器の吸入練習器,製剤見本による実習を行った。また,実習後に自由に感想を記載してもらった。 結果:実習後の感想では,『吸入指導の大切さがわかった』(36.6%),『吸入薬,吸入器の種類の多さに驚いた』(27.7%),『実際に使ってみて吸入方法がわかってよかった』(25.0%)などが挙がった。 考察:医学生に対する吸入実習は,吸入指導の大切さや有用性,吸入薬の使用法を理解するうえで有用であると考えられた。
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