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血圧日内変動,extreme dipper,morning surge を再評価する
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JPY
Abstract
血圧はおよそ24 時間の周期で睡眠と覚醒に一致した変動成分を有する。一般には昼高く,夜間睡眠時に低くなるという日内変動性を示すが,ある種の病態においてはこの日内変動性が障害され,消失,逆転現象を示すことがある。これまで,日内変動性が減弱・逆転するnon–dipper やriser(inverted–dipper)といったパターン(図1)が,高い心血管リスクと関連していることが多くの研究において示されている。しかしながら,夜間血圧が著しく低下する血圧日内変動であるextreme dipper や,起床前後の血圧が急上昇するmorning surge が心血管リスクとなることも相次いで報告され,混乱が生じている。 本稿では,これまでの国内外における観察研究を踏まえ,その概念の妥当性について考察する。
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